FAXDM代行業者によるサービス内容・コストの違い
FAXDMの配信は、専門の代行業者にアウトソーシングできます。こちらでは、実際にこうした代行業者が行っているサービスとコストの違いについてご案内します。
目次[非表示]
1. FAXDM代行業者の一般的なサービス
一口にFAXDM代行業者といっても、実施しているサービス内容はさまざまです。以下では、FAXDM代行業者の一般的なサービスをご紹介します。
FAXDMの配信
FAXDMの配信は、FAXDM代行業者の代表的なサービスです。FAXDMはFAXを利用したシンプルな手法ですが、1回あたり10,000件以上の大規模な配信が必要なため、自社のFAX機や複合機を利用して送信を行うのは現実的ではありません。自社の電話回線を利用して送信すると、送信中は他のFAXの送付や、問い合わせの受信が受け付けられなくなるからです。特に顧客からの問い合わせを受け付けられなくなるのは致命的ですよね。
FAXDM代行業者は豊富な回線・専用のシステムを保有しており、スピーディーに大量の配信を実現します。
リストの提供
FAXDMは、大量の企業情報が含まれた配信リストを作成したうえで実施します。上述したとおり、FAXDMは10,000件以上の配信を行うため、リストを作成するのも簡単ではありません。自社でリストを作成する場合、過去に名刺交換した企業、メールでのやり取りをした企業、インターネットで情報を収集できる企業でリストを構成しますが、当然ながら手間と時間がかかります。
FAXDM代行業者は、配信に使えるリストの提供を行っています。幅広い業種の企業情報を集めているため、希望のターゲットにアプローチ可能です。商材に応じて、最適なリストを作成することもできます。
また、FAXDMのリストで問題になりやすいのが鮮度です。長らく更新されていないリストは、古い情報が含まれている可能性があります。無駄な配信や宛先間違いによるクレームに発展するケースがあるため、FAXDMのリストは定期的なクリーニングが必要です。
リストを提供しているFAXDM代行業者は、通常、リストのクリーニングを定期的に行っています。このクリーニングをどの程度頻繁に行っているかは、FAXDM代行業者を評価するポイントのひとつです。
原稿作成サポート
FAXDMでは、商材をアピールするための原稿を作成します。単に商材の魅力をテキストで詰め込んだ原稿は、顧客に不信感を与えてしまうケースも少なくありません。また、一見して情報過多な原稿は、「読んでもらう」というFAXDMにおける最初のハードルをクリアできない傾向があります。
それまでFAXDMを実施したことがない企業が効果につながる原稿を作成しようとしても、なかなか上手くはいきません。原稿作成を含め、FAXDMで実際に効果を出すためにはノウハウが必要です。
多くのFAXDM代行業者は、原稿作成のサポートも行っています。これまでの依頼による経験を基に、商材・ターゲットの業種に応じた最適な原稿作成のアドバイスが受けられるでしょう。「読んでもらう」という最初の障壁をクリアするための原稿作成に役立ちます。
さらに、電話回線で送るFAXDMならではの注意すべきポイントも存在します。つぶれてかすれたFAXや、汚くなってしまうFAXは受信者からのクレームになりかねません。
これらの解決方法として具体的には、作成した原稿の添削をしてもらったり、テンプレートの提供を受けて作成するのが安心でしょう。FAXDMはまず読んでもらうことが重要なため、こうしたサポートを積極的に利用することをおすすめします。
送達状況管理
FAXDMが使用しているシステムによっては、FAXの送信が無事に完了したかどうかのログを確認できます。送達状況を確認して、不達になっている場合は配信時間を変える、その宛先への配信をやめるといった対応が可能です。
また、FAXDMは受け取り側の紙とインクを消費するため、申し出があった場合は配信を停止しなければなりません。そのため、配信停止の方法を明記するのがルールとなっています。FAXDMの代行業者が運用しているシステムでは、配信停止依頼を即座に反映させ、配信を止めることができます。
各種ノウハウ提供
FAXDMで効果を出すためには、さまざまなノウハウが必要です。FAXDM代行業者によっては、FAXDMに関するコンサルティング業務を行っている場合があります。
適切な配信タイミンの案内、クレーム対応のコツの解説などが代表例です。FAXDMのコンバージョンから、実際に売上へつなげるノウハウなども相談できます。
サポート
サービスを導入した初期の段階では、FAXDM代行業者のサポートを利用する機会が多くなることが予想されます。メールや電話など、サポートの耐性が充実している代行業者が理想的です。
2. FAXDM代行業者によるコストの違い
FAXDM代行業者によるコストの違いを吟味するうえで注目していただきたいのが、初期費用、基本料金、送信単価、リストレンタル料金です。FAXDMで求められる最低限の送信件数を想定したうえで、コストシミュレーションを行いましょう。
単に安さだけで選ぶのはおすすめできません。反応率を上げるためにサポートをしてくれるかどうか、将来的にコストパフォーマンスを上げられるかどうかで判断することをおすすめします。
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FAXDM代行業者のサービス内容・コストの違いについてご案内しました。各代行業者のサービスを確認し、自社に合ったサービスを実施している業者を選びましょう。
はじめて利用するという方も、ネクスウェイではしっかりとサポート体制を整えているので、安心してご利用いただけます。
まずは気になる方は一度お問い合わせください。