スタッフ採用をしたい方に向けた営業にFAXDMは有効?送る時のコツもご紹介
少子高齢化による人口減少で、企業の人手不足が叫ばれています。人材業界は、営業のためにさまざまな手法を取っていることでしょう。
インターネットの普及により、Webでの広告を進めている方も多いと思いますが、業界によってはFAXDMの営業が有効であることもあります。
今回は、営業手法の1つであるFAXDMは、スタッフ採用をしたい企業への営業でどのように有効なのか、FAXDMのメリットについてご紹介いたします。
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スタッフ採用・人材サービス事業はFAXDMが効果的
スタッフ採用や人材サービスを行っている場合、営業手法としてFAXDMが効果的です。
人手が足りていない中小企業では、人事担当者が現場に出ていることも多かったり、また人事担当という役割が無く管理者・責任者が兼任しているため、電話や飛び込みでの営業では訴求がしづらいということもあります。
FAXDMなら、一度は担当者の手にわたりますし、時間があるときに資料に目を通してもらうことができ、電話や飛び込み営業よりもコストが少なく済むという利点があります。
FAXDMでの人材事業営業のメリット
では、具体的に人材事業の営業にFAXDMを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。主にメリットとしてあげられるのは、以下の4つ。
・開封率が100%なので、見てもらえる
・FAX番号は取得しやすい
・営業がフォローできない先にも即時連絡できる
・すぐに情報を伝えられる
これらのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
開封率が100%なので、見てもらえる
インターネットの普及によって、電子メールなどが営業で使用されていますが、受け取る側は毎日膨大な数のメールの対応をしなければならないため、開封されずに削除されてしまう懸念がありますし、メーラーにスパム処理をされてしまうこともあります。
また、医療業界などの業種によっては、PCが共用で使われていたり、担当者が現場に出ていて、常にデスクワークをしている訳ではないため、リアルタイムでメールを確認することができません。
FAXは、送信すれば一度は手に取ってもらえるため、郵送やメールで行うダイレクトメールと比べ、開封率は100%です。
FAX番号は取得しやすい
人材営業を行っている方は、電話越しでメールアドレスを聞くのに手間取られてしまった、聞いたアドレスが間違っていて届かなかった、という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
FAX番号は、担当者のメールアドレスを獲得するよりも、簡単に取得ができます。企業のHPに載っていることが多いことや、テレアポをした時にメールアドレスを聞くよりも、FAX番号を聞く方がハードルは低く、時間もかかりません。
営業がフォローできない先にも即時連絡できる
人材営業は、基本的にテレアポやルート営業がメインとなるため、営業エリアを拡大するためには営業マンの人材獲得やアポインターの増員を行わなければならず、コストがかかってしまいます。
ですが、FAXDMなら全国に送ることができますので、特定の地域にターゲットを絞ってFAXDMを送り、反響のあった地域に訪問をすれば、取り逃しがありません。
また、資料を手に取ってもらいながら電話やWebで打ち合わせができますので、訪問の手間も無くなるでしょう。
すぐに情報を伝えられる
求職者は複数のサイトや紹介会社に登録するため、人材紹介会社にとっては「競合他社より早く求職者情報を企業に届け、面談確約をとるか」がカギとなります。
営業マンが都度連絡をするのは人的コストがかかってしまうことや、メールなどで送ると、担当者がPCを確認していない場合に開封が遅れてしまうこともあります。
FAXなら送るのもすぐにできますし、届いたことがすぐにわかるため、即効性があります。
求職者データベースとFAXを連携して、応募があった場合に即時送付されるような仕組みを作ることも効果的でしょう。
FAXDMでの人材事業営業のデメリット
これまで、FAXDMを使った営業手法のメリットをご紹介いたしました。
しかし、FAXDMにもデメリットがあります。予想できるデメリットを踏まえて、対策をすることで効果を高めることができますので、デメリットも確認しておきましょう。
主なデメリットは以下の3つです。
・クレームになることもある
・情報量が少ない
・白黒となってしまう
これらのデメリットについて、解説していきます。
クレームになることもある
FAXは、受信側に紙代とインク代を負担してもらうことになります。そのため、何枚も一気に送ってしまうことでクレームにつながることもあります。
そのため、FAXDMはシンプルにわかりやすく、少ない枚数で伝えること、リストメンテナンスをしっかりと行い、不要との連絡があった場合ははすぐにリストから削除することが大切です。
情報量が少ない
メールは画像やWebサイトの添付も可能ですので、より多くの情報を伝えることができますが、FAXでは紙に印刷できる分だけの情報しか入れることができませんので、伝える情報に限りがあるのがデメリットです。
ですが、人材紹介会社などの場合は、企業側が採用検討する際は求職者のスキル情報や条件さえ明記してあれば問題ありませんので、なるべくシンプルに伝えられるよう工夫すれば、FAXが有効な場合もあります。
白黒となってしまう
FAXは基本的に白黒印刷のため、写真や細かい画像を入れてしまうとつぶれて見えなくなってしまいます。
そのため、原稿には写真や画像を使うことは控え、グラフや数字、文字の大きさなどを工夫し、わかりやすいものにすることが大切です。
スタッフ採用をしたい方に向けたFAXDMを送るコツ
では、営業をする際にどのようなFAXDMを送ると効果的なのでしょうか。
原稿作成やタイミング、クレーム対策など、効果的に営業をするためにはちょっとしたコツがあります。
いままでFAXDMの支援をしてきた中で、これだけはやっておきたい、というコツをご紹介いたします。
送信するタイミング・頻度が重要
FAXDMで営業成果を出すためには、送るタイミングと頻度が大切です。
たとえば、求人広告などの営業の場合は、媒体のキャンペーンが行われるタイミング、3月~5月などの学生の募集が増えてくるタイミングや、特定の業種の繁忙期前のタイミングなどに、FAXDMを送ることで、反響も変わってきます。
また、時間帯も送り先の忙しい時間帯は避けて送ることも大切です。
人材紹介会社の場合は、求職者の情報を高頻度で送ることで、顧客の目に留まりやすく、マッチングの可能性を拡大させることができるでしょう。
デザインよりも分かりやすさを重視する
FAXDMは白黒で解像度もあまり良くないこともあります。
そのため、凝ったデザインにするよりも、わかりやすさが求められます。
人材会社の場合、個人情報がバレない範囲で求職者のスキルや条件などをしっかりと明記するだけで、反響率も変わってくるはずです。
見やすく、わかりやすい構成にしておくことが大切です。
返信の手間をできるだけ少なくする
FAXDMを見てくれた顧客が返信をしやすくするだけでも、反響率は変わってきます。
そのため、記入欄を大きくすることや、必要最低限の情報の入力のみで返信ができるような項目づくりも大切です。
顧客からの返信はメール、FAX、電話など、対応方法を幅広くしておくことで、返信するハードルが下がる場合もあります。
クレーム防止のために会社情報・DMが不要な方向けの説明を入れる
FAXDMのデメリットでもお伝えしましたが、FAXは受信側に紙代とインク代を使わせてしまうため、クレームになることもあります。
そのため、原稿内にはしっかりとした会社情報と、DMが不要な方向けの連絡窓口を明記しておきましょう。
DM不要の連絡を受けたら、すぐにリストを整理しておくことも大切です。
FAXDMでの営業なら、ネクスウェイにお任せください
FAXDMは、スタッフ採用をしたい企業に向けた営業手法として、有効な手段です。
ネクスウェイでは、FAXDMを一斉送信できるサービスを提供しています。
リストレンタルで質の良い営業ができる
「FAXDMでの営業をしたいが、リストが少ない」「リストを整理する人員も時間もない」という方も多いのではないでしょうか。
ネクスウェイでは、業界最大級の約390万件の法人リストのレンタルを行っています。業種や地域、法人詳細など、ターゲットに合った条件のデータをリストアップし、スムーズに配信を行うことができます。
また、FAX不要の自動受付データ化サービスなどの便利なオプションサービスもご用意しておりますので、手軽に配信をスタートさせることができます。
原稿作成もサポート
ネクスウェイは、サービス開始から多くのお客様にご利用いただいております。長年培ったノウハウで、お客様の原稿作成もサポートさせていただきます。
「以前実施したが、効果が出なかった」という方でも、リスト・原稿・送ったタイミングなどを加味して、改善提案をさせていただきます。
人材業界のFAXDMの原稿作成の事例などもございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
長年の経験・実績がある
ネクスウェイがFAX一斉同報サービスを行ってから約30年。サービスシェアは業界第一位の実績を誇っています。
長年の経験・実績があるからこそ、FAXDMの効果を最大化させるためのサポートはもちろん、運用にあたっての細かい課題も真摯に対応いたします。
まとめ
電話営業や飛び込み営業よりもコストが低く、郵便でのDMより開封率が高く即効性のあるFAXDMは、スタッフ採用をしたい業界への営業手法として有効であることをご紹介いたしました。
ただし、情報が限られてしまうことや、クレーム対策のためリストを精査しなければならないことなどはデメリットとなってしまいますので、原稿の工夫やクレーム対応の対策を行っておくべきです。
ネクスウェイでは、リストのレンタルからFAX不要の自動受付サービスなども行っておりますので、FAXDMを検討している方は、是非一度お気軽にお問い合わせください。