広告代理店の営業にFAXDMは有効?送る時のコツもご紹介
広告代理店営業をする際、「web広告ではコストがかかりすぎる」「営業エリアを増やしたいが、人員もコストも足りない」といった悩みをお持ちの方は少なくありません。
そんな方におすすめなのが、FAXDMです。「今時、FAXは古臭いのでは?」と思われる方も多いですが、まだまだFAXを利用している業界も多く、配信方法によってはFAXDMの方が有効であることも。
今回は、そんなFAXDMを広告代理店営業で利用することによるメリットやデメリット、効果的なFAXDM原稿作成のコツ、代行業者の選び方まで、徹底解説いたします。
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広告代理店の営業にFAXDMが効果的
インターネットが普及し、さまざまな広告配信ができるようになった現在、広告代理店営業をするうえで、営業手法でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今までwebを使ったことのない中小企業への営業や、ターゲットとする業種によっては、インターネット上での営業ではなく、FAXDMが効果的です。
実は、業種によってはまだまだFAXを利用しているところも多く、開封率の高さや即日配信が可能な即効性などのFAXならではのメリットもあります。
原稿作成や配信方法によっては、web広告や飛び込み営業、テレアポなどよりも低コストで効果を出すことも可能です。
FAXDMは、web広告と組み合わせての訴求も効果的ですので、併せて行っている企業も多くなっています。
FAXDMのメリット
では、具体的に広告代理店営業でFAXDMを利用するメリットは具体的にどのようなものなのでしょうか。主にメリットとしてあげられるのは以下の4つです。
・開封率が100%なので、見てもらえる
・FAX番号は取得しやすい
・他の営業方法に比べコストが抑えられる
・情報をすぐに伝えられる
これらのメリットについて、詳しく解説していきます。
開封率が100%なので、見てもらえる
電子メールや郵送でのDMを使っての営業は、開封されずに削除・処分されてしまう可能性が高いです。
ですが、FAXなら送信すれば一度は手に取ってもらえるため、開封率は100%。内容を確認してもらえる確率も高く、反響率も上げやすいのがメリットです。
FAX番号は取得しやすい
FAX番号は、企業の公式サイトなどで確認できることが多く、テレアポをして担当者のメールアドレスを聞き出すよりもはるかに取得が簡単です。
営業をしている方は、電話越しでアドレスを聞き取るのに手間取った、アドレスを間違えてしまい送信が出来なかった、という経験をした方も多いはず。
FAX番号ならテレアポを併用した場合でも聞き出しやすく時間もかかりません。
他の営業方法に比べコストが抑えられる
広告代理店の営業手法として、テレアポやルート営業などがメインとなるため、アポ率や営業成績をあげるためには人材の確保や人材教育、アポインターの増員など、コストがかかってしまいます。
ですが、FAXDMの場合は原稿を作成し送信をするだけですので、コストを抑えて効率的に新規開拓営業を行うことができます。
人員不足でアタックが難しい新規エリアへの営業も可能ですので、営業エリアの拡大にも利用できるでしょう。
情報をすぐに伝えられる
新しい情報やサービスのPRをしたい場合など、1日でも早く情報を伝えたい時には、FAXDMが有効です。
郵送で送るダイレクトメールを利用する場合、封入作業などが必要になりますし、電話営業でも1日に架電できる件数は限られてしまいます。
FAXDMなら、一括送信をすれば即日で送り先に届けることが可能ですので、反響率も早めに得やすいです。
FAXDMのデメリット
FAXDMを利用するメリットについてお伝えしましたが、当然デメリットも存在します。
予測できるデメリットを踏まえて対策をすることによって、営業効果を高めることができますので、確認しておきましょう。
FAXDMを利用して営業をする際のデメリットは、以下の3つです。
・クレームになることもある
・情報量が少ない
・白黒となってしまう
これらのデメリットについて、詳しく解説いたします。
クレームになることもある
FAXDMは、インク代と紙代を受信者に負担してもらうことになります。そのため、FAXDMを頻繁に送ってしまったり、大量の広告を送ってしまうと、クレームにつながってしまいます。
そのため、FAXDMが今後不要であるとの連絡が来た場合はすぐにリストを修正する、原稿をシンプルに作り、送信は1枚に留めるなどの対策が必要になります。
情報量が少ない
メールには文章量に制限はありません。ですが、FAXで送る場合にはA4の紙1枚におさめなければなりません。
そのため、メールと比べると情報量が少なくなってしまうのがFAXの主なデメリットとなります。
対策としては、シンプルで分かりやすく端的に伝えられる原稿作成や、webページなどに補足情報を公表し、そちらに誘導することも有効です。
白黒となってしまう
FAXは、白黒印刷になってしまうため、細かいデザインや画像はつぶれて見づらくなってしまいます。
そのため、デザインを凝るよりも、シンプルな方が伝わりやすく、反響率が良い原稿ができるでしょう。画像を入れるよりも、視覚的に分かりやすいグラフや数字を入れることで、より効果的なものになるはずです。
効果的なFAXDMを送るポイント
では、どのようなFAXDMを送ると効果的なのでしょうか。以下では、FAXDMの原稿作成をする際のポイントについてご紹介いたします。
ターゲティングコピーを設置する
誰に向けたDMなのかを明確にするために、ターゲティングコピーを設置しましょう。
「○○でお困りの○○担当者様へ」など、送り先の悩みに共感し、ターゲットを絞り込むことで読んでもらいやすくなる効果があります。
どのような人に読んでもらいたいかをしっかりと設定し、原稿の見やすい部分に挿入しましょう。
読みたくさせるキャッチコピーを書く
上記のターゲットに向けた、キャッチコピーを作ることも効果的です。
キャッチコピーを作るときのコツは、
・できるだけシンプルにする
・数字などを使い具体化させる
・自社のサービスを使うとどのようなメリットがあるかを紹介する
などがあげられます。
上手なキャッチコピーを作ることが難しい、という場合は、FAXDM業者に相談してみることをおすすめします。
今までの広告でうまくいかなかった事例などを載せる
これはターゲティングコピーに似ていますが、ターゲットが悩みやすいポイントを事例として出すことで、顧客が共感し、次を読んでみたい、と思わせることができます。
送り先の業界での事例を入れるとより良いでしょう。
ただし、「○○では効果が薄いです」「○○で失敗している方が多いです」など、ネガティブなワードを書きすぎてしまうと、顧客に不快感を与えてしまう可能性もありますので、「○○を使った広告で効果が薄かった○○業界のお客様が、○○にすることで○%のお問い合わせ率UPに成功しました」など、ポジティブな内容にするようにしましょう。
お問い合わせ促進ポイントを入れる
お問い合わせ促進ポイントとは、オファーと呼ばれる顧客に約束する取引条件のこと。
例えば、「先着○名様には4週間掲載期間を延長いたします」「○○業界の方限定で30%off!」などの文言です。
お問い合わせを迷っている顧客の背中を押すような条件をつけておくと、反響率も変わってきます。
レスポンスデバイスを書く
レスポンスデバイスとは、申込やお問い合わせをする手段のことです。
レスポンスデバイスがわかりにくいと、申込のハードルが上がってしまいます。
FAXDMの返信はFAXで行われることが多いですが、電話やメールなど手段を増やすことでもお問い合わせのハードルを下げることができます。
また、顧客が記入しなければならない情報は最低限にする、記入欄を大きく書きやすいように設置することも効果的です。
送り先業種の市場や現状について伝える
送り先の業界についての現在の状況について伝えることで、有益な情報だと感じて貰いやすくなります。
「現在○○業界では、○%のお客様が○○による広告を利用しています」「○○業界に特化した雑誌の発行が決定しました」など、事例があることや現状について伝えることで、特別感が生まれ、申込にもつながりやすくなるでしょう。
FAXDM代行業者の選び方
上記でFAXDMの原稿作成のコツをご紹介いたしましたが、普段の業務の合間に原稿作成をしたり、送信をすることは時間もコストもかかってしまいます。
そのため、FAXDMの施策を行う際はFAXDMの専門業者に頼むことをおすすめします。
ですが、FAXDMの代行業者は数も多く、どのような基準で選べばいいか迷ってしまうもの。
以下では、FAXDM代行業者の選び方をご紹介いたします。
広告代理店でのFAXDMの事例があるかで選ぶ
なるべく自社と似たような事例を持っている業者を選ぶと、前回の事例や原稿を参考にすることができます。
広告代理店での事例を持っている業者であれば、ノウハウの提供や効果的な原稿作成、効果的な施策にも信ぴょう性があり、安心して任せることができるでしょう。
リストレンタルを行っているかで選ぶ
営業先の精査やリストの管理は業務の合間にやるのは大変な作業になりがちです。
リストレンタルを行っている業者に頼むことで、リスト管理の手間を省くことができます。
リストレンタルを行う場合は、リストの件数だけではなく、送達率やリストの更新頻度、ターゲットとなる業界のリストの充実度も確認しておくと良いでしょう。
また、過去にクレームに発展してしまった企業を予め配信リストから除外している代行会社を利用すれば、大きなクレームにつながる可能性も低く、安心して利用できます。
クレーム対応などのサービスがあるかで選ぶ
FAXDMは受け取り側にインク代と紙代を負担してもらうことになるので、クレームにつながることもあります。
クレーム対応や配信停止依頼をリストに反映してくれるサービスがあれば、手間を省いてFAXDMを配信することができるでしょう。
原稿のアドバイスがあるかで選ぶ
FAXDMでは原稿作成が大切です。FAXDMの代行業者には、インクの消費量やスペースを加味しながら、読みやすく伝わりやすい原稿のアドバイスをしてくれるところもあります。
何回でも無料でアドバイスを受けられる業者がおすすめです。
FAXDM一斉送信の代行なら、ネクスウェイにお任せください
ネクスウェイは、FAX一斉送信代行サービスを開始してから約30年。サービスシェアは業界第1位を誇っています。
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