FAXDMのリストの収集方法|リストレンタルのメリットとは?
FAXDMは、郵送よりも効率的かつ効果的にダイレクトメールを送れるサービスです。しかし、FAXDMを実施するためにはFAX番号リストが必要不可欠です。今回は、FAXDMで活用するリスト収集方法についてご紹介いたします。
FAXDMとは、FAXを利用したダイレクトメールのことであり、企業などへ一斉送信することで、商品情報や企業情報などを通知できるサービスです。
郵送でのダイレクトメールとは違い、紙代や送料などを抑えて効率的にダイレクトメールを配信できるという大きなメリットがあります。
しかし、FAXDMを実施するためにはFAX番号リストが欠かせません。
しっかりとしたリストがなければ、FAXDMの反響を得ることが難しくなり、最悪の場合クレームが発生してしまうこともあります。
そのため、質の良いFAX番号をリスト化することが何よりも重要だといえます。
今回は、FAXFMのリストの収集方法を軸に、メリットなどをご紹介します。
FAXDMのメリットは?自社のターゲットにも有効?
FAXDMのリスト収集の方法とは?
FAXDMを活用するうえで、リストは必要不可欠です。
リストがなければ思うような反響を得ることは難しく、さまざまな情報を効率的に通知することができません。
FAXDMで欠かすことができないリストの収集方法は大きく4つあります。
それぞれ具体的に解説します。
過去顧客のリストを利用する
手間 |
△ |
FAX番号をリスト化するには、まずはデータ化する必要がある。そのため、名刺管理サービスなどが活用できるかどうかがポイント。名刺管理サービスが活用できない場合は手入力になるため、手間がかかってしまう。 |
スピード |
〇 |
名刺管理サービスなどが活用できれば時間短縮は可能であり、比較的スピーディーにリスト化ができる。しかし、それらサービスが活用できない場合は、一つ一つチェックする必要があるため、時間がかかってしまう。 |
コスト |
〇 |
名刺やメール自体には費用はかからない。しかし、それらの情報を集めてデータ化し、リストにするため、人的コストは多少かかる。また、名刺管理サービスなどを活用する場合は、その分の費用もかかってくる。 |
件数 |
△ |
名刺やメールは一般的なやり取りで得られるが、集められる件数にはそれほど多くはない。ただし、リストとしての品質は非常に高いため、安全性が最も高い。 |
過去に仕事で関わってきた顧客をリスト化する方法があります。
また、これまでに交換してきた名刺や企業とやり取りしたメールには、FAX番号が記載されていることが多く、FAX番号と同時に担当者名も入手できるため、リストとして非常に高い品質が最大のメリットといえます。
しかし一方で、名刺管理サービスなどが活用できるかどうかで手間やスピードが大きく変わってきてしまいます。
また、名刺管理サービスなどを活用する場合はそれなりに費用がかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。
企業情報書籍などから収集する
手間 |
× |
書籍などに載っている情報を一つ一つ目視でチェックし、その後データ化するため、非常に手間がかかってしまう。 |
スピード |
× |
リスト化するためには手入力する必要があるため、非常に時間がかかってしまう。ただし、複数名で分担するなどである程度短縮することが可能。 |
コスト |
△ |
書籍を活用する場合は、書籍代が発生する。また、リスト化するためには手入力であるため、ある程度の人的コストが発生する。 |
件数 |
〇 |
書籍などによって件数は異なるが、名刺やメールなどと比べれば件数は多く集められる傾向がある。ただし、担当者名などは掲載されていないことが多い。 |
企業情報書籍などには、企業のFAX番号が掲載されていることが多くあり、そこから収集してリスト化するという方法もあります。
名刺やメールなどと比較すると、多くの件数を集めることができるのがメリットといえるでしょう。
ただし、すべてが手入力となるため、名刺やメール以上に手間や時間、コストがかかってしまう傾向にあります。
リスト会社から購入する
手間 |
〇 |
リスト会社とのやり取りする手間はあるが、それ以外は基本的にリスト会社がリストを用意してくれるため、これといった手間はかからない。ほかの方法と比べ、最も手間がかからないリスト化方法といえる。 |
スピード |
〇 |
リスト会社によって納品にかかる時間は異なるが、基本的には依頼してから数日以内にはリストを入手できる。そのため、比較的時間をかけずにリストが入手できる。 |
コスト |
△ |
リスト会社の1件あたりの価格帯は企業によって異なる。大手企業与信提供会社は500~1,000円、大手データベース会社は30~300円、一般的なリスト提供会社は5~30円が相場。また、件数調査や項目の絞り込み内容によって追加費用が必要になる場合がある。 |
件数 |
〇 |
リスト会社によって保有しているリスト数が異なる。そのため、事前にしっかりと見極めておくことが必要。 |
企業リストを販売しているリスト会社からFAX番号を含めた情報を購入するのも一つの手として挙げられます。
手間はそれほどかからず、依頼してから数日以内にはリストが入手できるというメリットがあります。
ただし、リスト会社によって価格や情報の絞り込み内容が変わってくるため、リスト会社の見極めが非常に重要です。
「必要なデータは何か」「重要視するポイントは何か」など、必要に応じてリスト会社を選ぶと良いでしょう。
FAXDM代行会社から購入・レンタルする
手間 |
〇 |
代行会社によって異なる。細かくやり取りする必要がある場合や、システム内で完結できる場合などがある。 |
スピード |
〇 |
基本的にリスト会社とほぼ同じスピード感。そのため、比較的時間をかけずにリストの入手が可能。 |
コスト |
△ |
コストに関してもリスト会社と大差ない。レンタルの場合は1枚につき数円~20円程度が相場 |
件数 |
〇 |
代行会社が保有しているリスト数によるが、数百万件程度保有している代行会社が理想的。 |
代行会社はFAXDMに対して、非常に多くの経験や知識を保有しているプロフェッショナル集団です。
そのため、代行会社を活用することで、比較的簡単にリストを入手することができます。
また、代行会社によっては購入せずにレンタルで活用できる場合もあるため、できるだけコストをかけたくないという場合は、代行会社に一度確認すると良いでしょう。
FAXDMのリストで必要なこととは
上記ではリスト化する方法を紹介してきましたが、リスト化するうえで必要なことがいくつかあります。
ここでは、リストで必要なことについて解説します。
送付先の件数は担保する必要がある
FAXDMは、比較的コストを抑えてダイレクトマーケティングできる手法ですが、最初から上手くいくというのはそれほど多くはありません。
そのため、計画や実行、評価、改善といったPDCAサイクルを繰り返し行い、少しずつ効果検証していくことが必要です。
有用性のあるデータを得るためには、最低でも1回の施策で5,000件程度の送信が望ましいでしょう。
新鮮さも重要
リストには、さまざまな企業情報が掲載されていますが、それらの情報は常に変化しています。
そのため、「最近まではあった企業が今はなくなった」や「今は所在地や担当者が変わってる」など、このような事態も珍しくありません。
万が一、想定していた企業と異なる企業にアプローチしてしまうと、クレームにつながってしまう場合もあるため、リストを常に最新情報に更新していることが非常に重要です。
ターゲットの分類が明確だと使いやすい
リスト化するうえで、単純に企業情報を集めれば良いリストになるというわけではありません。
商品情報に対して、ニーズが見込めてマッチする企業はある程度限定されてくるものです。
そのため、「このよう商品はどのターゲットに当てはまるのか」といったニーズにマッチする顧客を選別し、分類を明確にすることでより使いやすいリストになるでしょう。
情報の網羅性が高いほどアプローチの幅も広がる
企業情報と一口でいってもさまざまな情報があります。
一般的には、企業名や住所、電話番号などがリストに記載される企業情報として挙げられます。
こういった一般的な情報だけではなく、設立年月日や創業年月日、担当者名など、より詳しい情報を網羅することでアプローチの幅はさらに広がります。
そのため、可能な限り細かい情報をリストに記載すると良いでしょう。
FAX番号リストをFAX代行会社からレンタルするメリット
リストについてさまざまな紹介をしてきましたが、リストを作成・購入するのではなく、代行会社からレンタルしたいと考える方もいるでしょう。
ここでは、代行会社からレンタルした場合のメリットを4つ紹介します。
手間がかからない
代行会社が提供しているリストを活用することで、最低限の手間と費用だけで質の良いリストを収集することが可能です。
また、必要事項のやり取りなどをシステム内で完結できる代行会社も多くあります。
そのため、レスポンスの悪さや面倒なやり取りなどがないため、余計な手間やストレスを解消できるでしょう。
施策内容まで相談できる
代行会社によっては業種ごとに対するアプローチ方法や効果的な原稿作成方法など、ノウハウが蓄積されています。
そのような代行会社を選ぶと、目標設定やターゲット設定、ヘッドライン設定など、幅広い施策内容を相談することができ、よりマッチした企業へ送信することが可能です。
「これまでの施策経験」や「どのような施策が効果的だったか」などを前もって伝えることで、どの程度ノウハウがあるかを比較できるため、それらを参考に代行会社を選ぶと良いでしょう。
定期的なクリーニングをしているため、新鮮なリストを使える
企業に関するデータは、FAXDMを送信する都度活用することになります。
上記でも伝えた通り、企業情報は常に変わっているため、定期的に更新する必要がありますが、自社で更新するとなると非常に手間がかかります。
しかし、代行会社であれば定期的にクリーニングされている場合が多いため、新鮮なリストを活用することが可能です。
ただし、代行会社によってはクリーニングを怠っている場合も少なからずあるため、選ぶ際はリスト更新の頻度を必ず確認するようにしましょう。
必要なリストのみをレンタルできる
FAXDMをより効果的に送信するためには、商品情報にマッチしている業界や業種を選ぶことが非常に大切です。
業界や業種を選ばずにさまざまな企業に送信すると、無駄な手間やコストがかかってしまいます。
しかし、代行会社であれば業種別に企業を選べることが多く、業種別に絞って必要なリストのみにFAXDMを送信することで、反響率をより高めることができるでしょう。
ネクスウェイの法人リストレンタル機能の紹介
上記では代行会社について紹介してきました。
代行会社によってさまざまな違いがあり、特徴や強みなども異なってきます。
そのため、自社にはどの代行会社が合っているのか分からないということも少なくありません。
ネクスウェイでは、可能な限り手間とコストを抑え、より効率的に企業へアプローチをかけることができます。
ここでは、ネクスウェイが提供している法人リストレンタル機能について紹介します。
業界最大級の法人リストを利用可能
ネクスウェイでは、約390万件と業界最大級の法人リストを保有しているため、より貴社にマッチした業種や業界へアプローチをかけることが可能です。
また、エリア別や法人規模などを参考に、独自のアプローチリストを作成でき、効率的にFAXDMを送信することができます。
リスト利用料は1件0.5円~と安価
代行会社からのリストレンタルをする場合、代行会社によって料金は様々です。プロによる原稿アドバイスを受けられ、クレーム代行を行ってもらえるA社では1件あたり3円、圧倒的な開拓力を誇っているB社では1件あたり1.5円となっています。
しかし、ネクスウェイでは、1件あたり0.5円と非常に安価で利用することが可能です。
もちろん、原稿アドバイスや送信停止のサービスもご用意しております。
週次でリストクリーニングを行っている
ネクスウェイが提供している企業情報は、ネット・トレイン・サービス株式会社が独自で企業情報を収集しクリーニングを実施している企業データです。
その企業データに加え、週次でデータ連携を行いながらリストクリーニングを行っているため、常に最新の企業データを活用することができます。
細かく分類されているためターゲットを絞り込みやすい
上記でもお伝えした通り、ネクスウェイでは約390万件の法人リストを保有しています。
その法人リストから、都道府県や市区町村、法人略称、資本金など、非常に細かい条件でセグメントが可能です。
そのほかにも、「新卒・中途採用を行っている企業」や「従業員数○○名以上の企業」など、より具体的なリストや特殊なリストなども要望に応じて紹介できます。
まとめ
今回は、FAXDMのリストの収集方法をはじめ、メリットやコスト、代行会社など、さまざまな角度から紹介しました。
FAXDMの宛先をレンタルすることで、より効率的かつ効果的に企業へアプローチすることができます。
また、代行会社を活用することで手間を抑えて、FAXDMを送信することも可能です。
「FAXDMがはじめてでよく分からない」や「FAXDMをやってみたけど思った成果が得られない」といった場合は、是非一度ネクスウェイにご相談ください。
30年以上にわたり培ってきたノウハウを活用し、貴社のFAXDMを支援いたします。
FAXDMのメリットは?自社のターゲットにも有効?