事業用FAX番号の種類と取得方法
現在も業務でFAXが必要になることは少なくありません。また、ダイレクトマーケティングとして、見込み顧客にFAXを配信することもあります。こうした事業用に使用するFAX番号は、どのように取得すればよいのでしょうか。こちらでは、事業用FAX番号の取得方法とそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。
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インターネットFAXを契約してFAX番号を取得する
インターネットFAXとは、その名のとおりインターネットを使ってFAXを送受信できるサービスのことです。インターネットFAXを提供するベンダーに直接申し込むことで導入します。
インターネットFAXのメリット・デメリット
インターネットFAXの代表的なメリットは、工事不要な点です。申し込めばすぐにFAXを送受信できる環境が整います。導入コストや運用コストが全体的に低く、導入ハードルが低い点も特徴です。また、受信したFAXはPDFファイルとして保存され、必要なものだけを印刷できます。FAX文書の確認が効率的になるほか、用紙の節約も可能です。
一方で、受信料がかかる場合があったり、所在地域の市外局番が取得できなかったりといったデメリットもあるため、導入に際しては検討が必要です。
NTTへ申し込んでFAX番号を取得する
NTTに新規電話(固定電話回線)を申し込み、併せてFAXも申し込む方法です。NTTに直接問い合わせ、種類・プランを選んで申し込みます。
NTTの新規電話の種類・プラン
NTTでは、大きく分けて2種類の新規電話回線を提供しています。それぞれの回線についてご紹介しましょう。
アナログ回線
アナログ回線とは、一般的な固定電話回線のことです。「加入電話」と「加入電話・ライトプラン」の2種類があります。後者のほうが施設設置負担金の支払いがないため、初期費用が安くなります。
デジタル回線(INSネット64)
INSネット64は、ISDN回線を利用した電話サービスのことです。1本で2回線同時利用ができるため、事業用におすすめです。なお、「INSネット64」と「INSネット64・ライト」の2種類があります。後者のほうが、施設設置負担金がないため、初期費用は安くなります。
NTT電話回線FAXのメリット・デメリット
新規電話を契約すると固定番号が取得できます。事業用としては、対外的な信頼性を高められる点がメリットです。また、FAX受信料がかからない点も、FAX受信が多い場合は大きなメリットとなるでしょう。
一方、初期費用が高額になりやすい、距離によってFAX送信料がかかる、電話工事が必要といったデメリットもあります。
ひかり電話を契約してFAX番号を取得する
ひかり電話は、インターネットの光回線と併せて使える電話サービスです。固定電話同様、FAXも利用できます。NTT(フレッツ光)など光回線を提供する業者に申し込むことで、FAX番号が取得できます。
ひかり電話FAXのメリット・デメリット
固定電話の番号が取得できるので、事業者として信頼性が高まる点がメリットです。また、月額料金が安く、通話料も全国一律で安く設定されています。
一方で、光回線が前提となるため、光回線を利用していない場合は乗り換えが必要になります。初期工事の費用もかかるため、少しコスト面での導入ハードルが高い方法です。加えて、一部未対応の電話機やFAXがある点に注意する必要があります。
050型IP電話を契約してFAX番号を取得する
IP電話は、インターネットを通して利用する電話の一種です。ひかり電話もインターネットを利用している点では同じですが、一般的には番号が050からはじまるものをIP電話と呼びます。プロバイダーなどが提供しているケースが多く、利用するためには申し込んでFAX番号を取得する必要があります。
050型IP電話FAXのメリット・デメリット
通話料が格安になるほか、インターネット環境があれば光回線でなくても利用可能な点は大きなメリットです。一方、番号が050からはじまるため、事業用としては固定電話・ひかり電話に比べると信頼性が低くなる可能性があります。また、音声品質がよくないケースがある点もデメリットです。さらに、プロバイダーを変更する場合はFAX番号を引き継げません。新しいFAX番号を取得する取引先などへの周知に手間がかかります。
クラウドフォンを契約してFAX番号を取得する
クラウドフォンとは、電話交換機・構内交換機(PBX)をクラウド型にしたサービスのことです。PCやスマホなどを利用するものが一般的です。FAXが利用できるサービスもあり、FAX利用を希望する場合は対応しているクラウドフォンを探し申し込む必要があります。
クラウドフォンFAXのメリット・デメリット
インターネットFAXのように、受信したFAXのなかから必要なものを選んで印刷できるため、紙代・インク代を節約できます。一方、サービスによっては設定が複雑であったり、対応する端末が限られたりする場合があります。
まとめ
事業用FAX番号の取得方法についてご紹介しました。方法によっては、コストや手間をかけずに取得することも可能です。業界・業態によっては、取引先や顧客とのコミュニケーションにFAXを利用することも多いため、ぜひ取得を検討してください。また、具体的なプランや詳細については各社のサイトや窓口でご確認いただきご検討いただくと良いでしょう。
また、新規顧客開拓のためにFAXDMという手段があります。低コストで着実な効果を期待できる方法です。新規開拓をご検討の方はお問い合わせください。
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