問い合わせフォーム営業は代行を利用すべき?利用のメリットや業者の選び方について
問い合わせフォーム営業の代行に関心がある企業は必見。フォーム営業代行会社の種類や選び方、費用相場などを解説しています。この記事を読むことで、問い合わせフォーム営業の代行業者を選ぶ際に気を付けるべきポイントが分かります。
問い合わせフォーム営業は、対面での新規開拓方法が難しくなっている現在、新たに注目を集めている営業方法の1つです。
しかし、問い合わせフォーム営業は企業のホームページを訪問して問い合わせフォームに入力するという手間がかかるため、自社で行おうとすると負担の大きい営業方法でもあります。
そこでおすすめなのが、代行業者の活用です。
この記事では、問い合わせフォーム営業で代行業者を利用するメリットや、業者の選び方について解説します。
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目次[非表示]
問い合わせフォーム営業とは
問い合わせフォーム営業とは、企業のホームページに設置されている問い合わせフォームからメッセージを送信する営業方法です。連絡先を知っている企業が主な営業対象となるメール営業と異なり、連絡先を知らず面識のない企業に対してもアプローチができるなどのメリットがあります。
一方で、自分で実施する場合は、企業のホームページの問い合わせフォームに情報を入力しなければならないため、手間や時間がかかるなどのデメリットもある営業方法です。
問い合わせフォーム営業代行とは
問い合わせフォーム営業代行とは、人手が足りないといったフォーム営業の送信作業に時間を割けない企業に代わり、送信作業や文面作成を行う業者のことです。問い合わせフォーム営業代行を活用することで、営業にかかる人員不足を解消することができます。
また、問い合わせフォーム営業に特化した業者による効果の高い営業活動を行ってもらうことができるので、成果が期待できます。代行業者によって提供するサービスには幅がありますが、送信業務だけでなく営業リストや営業メッセージの作成まで請け負う業者もいます。
問い合わせフォーム営業代行会社の種類と違い
問い合わせフォーム営業代行会社はその仕組みや業務内容、料金体系などに違いがあります。
代行業者に依頼したい業務の範囲や予算は企業によって異なります。代行会社の種類は比較的多く、それぞれのニーズに合った代行会社が見つかるでしょう。
どの代行会社に依頼するかを検討する前に、まずは代行会社によってどのような違いがあるのかを知っておきましょう。
ツールを利用するか、手動で送信をするか
問い合わせ営業の代行には、フォーム営業ツールとフォーム営業代行サービスに分けられます。フォーム営業ツールは、企業のホームページにある問い合わせフォームを通じて営業メールを送信する作業を自動で行うツールです。営業をかけたい企業のホームページを検索し、問い合わせフォームを発見、文章を入力して送信するという一連の作業を自動で行ってくれます。
一方、フォーム営業代行サービスは、それらの作業を人の手を使って行います。
ツールの方が金額が安い傾向がありますが、送信に失敗することもあるため、あらかじめ注意が必要です。
文章作成の依頼ができるか
フォーム営業代行サービスには、メインの営業メッセージを作成してくれる企業もあります。
メッセージの作成まで依頼できる代行業者を活用すれば、フォーム営業をすべて任せることができ、大幅に負担を軽減できるのが最大の魅力です。
自社の商品やサービスの魅力を十分に伝えるためには、社内の営業担当者が文章を作成するべきだと考えている企業は、文章作成の依頼ができる会社である必要はありません。
しかし、フォーム営業がはじめてであり、どのような文章が魅力的であるか分からないという企業は、まずは文章の作成も依頼できる会社に頼むと良いでしょう。
料金体系の違い
フォーム営業代行会社によって料金体系は異なり、月額制と件数課金の2パターンあります。月額制は、月額料金が継続的にかかりますが、営業先1件あたりのコストで考えると低価格である場合が多いです。一方で件数課金制は、送信数や送信成功数に応じて料金が決まります。そのため、1件あたりのコストは上がりますが、利益率の高い商材であれば十分なリターンが見込めます。想定する送信数や商材の利益率によって費用対効果は変わるため、一概にどちらがコストパフォーマンスが優れているかを決めるのは難しいでしょう。
フォーム営業代行会社を利用するメリット
人手不足や営業方針により、フォーム営業を自社で行うことが難しい企業もあるでしょう。フォーム営業代行会社は、人員や時間に余裕のない企業でもフォーム営業を気軽に導入できます。フォーム営業を委託することによって、企業側の負担を軽減することが可能です。ここでは、フォーム営業代行会社を利用するメリットについて解説します。
手間が大幅に削減できる
フォーム営業代行会社を利用すれば、手間を大幅に削減することができます。フォーム営業は、企業ごとのホームページを訪問して問い合わせフォームを探し、メッセージを入力するという営業方法で、思っている以上に時間と手間がかかってしまいます。そのため、営業人員が足りない企業だと実施したくてもなかなか難しいかもしれません。そのようなときに営業代行会社を活用することで、フォーム営業を気軽に取り入れることができます。営業メッセージ作成までも依頼できる業者を選べば、フォーム営業を一任することも可能です。
リストや原稿作成もお任せできる
フォーム営業代行会社によっては、営業リストをレンタルしてくれるところや原稿を作成してくれる代行会社もあります。フォーム営業を実施するのがはじめてでどのような企業をターゲットにしたら良いか分からない場合やどのような文章を送信するべきか迷っている場合でも、安心して任せることができます。ただし、すべての業者がリストレンタルや原稿作成に対応しているわけではありません。フォーム営業を一任したい場合は、業者選定の際にサービス内容を必ず確認しましょう。
フォーム営業を自社で行うデメリット
働き方改革などがきっかけで新しい働き方が広まっている現在、飛び込み営業や事業所へのテレアポでのアプローチが難しくなっています。そこで新たにフォーム営業を取り入れようと検討している企業も多いのではないでしょうか。
まずは自社の人員を活用してフォーム営業に取り組もうと考えるかもしれませんが、自社でフォーム営業を行う場合は少なからずデメリットがあります。ここでは、主なデメリットについて解説します。
コストがかかる
フォーム営業をすべて自社で行うというのはコストがかかります。フォーム営業は、新たな営業先へのファーストコンタクトとなります。契約が成立する可能性に関わらず多くの営業先に対してメッセージを送りますが、メール営業とは異なるため、一斉送信をすることができません。そのため、送信先が多いとかなり時間を消費することになり、人件費がかかってしまいます。フォーム営業の送信作業の負担が大きくなると、既存客対応や見込みの高い新規客への対応により生み出せる利益もなくなり、営業成績が落ちてしまうことにもつながりかねません。
クレームを受けることもある
フォーム営業は、少なからずクレームにつながる可能性がある営業方法です。企業の問い合わせフォームには、顧客からのクレームといった重要なメッセージも寄せられます。その問い合わせフォームに対して営業メッセージを送信すると、重要なメッセージが埋もれてしまうため、相手先の企業にとって迷惑となってしまうことがあります。営業先からのクレームが多いと顧客からの信用を損ねてしまうこともあるため、信用を一番に大切にする企業はフォーム営業には慎重になった方が良いかもしれません。
フォーム営業代行の費用相場
フォーム営業代行はサービス内容によって費用が大きく異なります。フォーム営業を自動化できるフォーム営業代行ツールは、月額制の場合は1か月あたり30,000円~60,000円程度が相場で、件数課金の場合は1件あたり5〜20円となっています。人の手によるメッセージ送信やコンサルティングを行うフォーム営業代行は、より高めの単価設定となるでしょう。
ただし、初期費用と月額・従量料金が分かれている場合が多いため、送信数が増えれば単価が安くなることもあるでしょう。
フォーム営業代行会社の選び方
フォーム営業によって新規顧客を開拓することができれば、今後の企業の成長や事業の発展にも大きく貢献します。
しかし、はじめてフォーム営業を行う場合は、正しい方法が分からず成果を出せないことも少なくありません。確実な成果を出すためには、フォーム営業のプロであるフォーム営業代行会社に依頼するのがおすすめです。
ここでは、フォーム営業代行会社を選ぶときにチェックするべきポイントを紹介します。
実績や事例があるかで選ぶ
フォーム営業代行会社を選ぶ際、実績や事例を紹介している業者を選ぶと失敗する可能性が少なくなります。フォーム営業代行会社に依頼して、多くの企業に営業メッセージを送っても結果につながらなければ依頼した意味がありません。営業内容は実際に依頼してみないと分からないことが多いですが、実施期間とその結果などを一部公開している業者であれば、一定の効果があることが信頼できます。フォーム営業は、やり方を間違えるとクレームにつながってしまうこともある営業方法なので、信頼できる業者に任せられるよう慎重に業者選びをしましょう。
料金体系で選ぶ
フォーム営業代行会社の料金体系は大きく分けて、月額制と件数課金の2パターンあります。
代行会社の料金設定によって変わりますが、想定している送信先が多い場合は月額制の料金体系の方が費用が安く済むこともあります。送信先やリターンの大きさなどからコストシミュレーションを行うと、思っていたよりも費用が高額になってしまうという事態を防ぐことができます。
また、最低料金や最低利用期間が定められていることもあり、低予算から導入したいという場合は注意が必要です。
手動送信か、ツールでの送信かで選ぶ
フォーム代行業者がメッセージを送信するとき、ツールを活用して送信する場合もあります。
ツールを活用した送信方法であれば手順が自動化されているため、作業が短時間で終わるというメリットがあります。
しかし、ツールの場合は送信成功率が下がってしまうというデメリットもあります。多少時間がかかっても、確実に多くの企業へアプローチしたいと考えている場合は、人の手によって確実に送信してくれる代行業者に依頼をするのが良いでしょう。
送信の成功率の高さで選ぶ
フォーム営業代行会社を選ぶ際は、送信の成功率の高さも重要な指標です。多くのフォーム営業代行会社は、送信件数と費用を提示しています。そのため、送信件数と費用から1件あたりのコストを計算して費用面の比較をする場合がほとんどです。しかし、実際は送信したメッセージがすべて届くわけではないため、送信件数と送信成功件数は異なります。
送信が失敗した件数は無駄なコストとなるため、費用面で比較する際には送信の成功率も考慮したうえで判断する必要があります。
文章作成サポートがついているかで選ぶ
フォーム営業代行会社のなかには、文章の作成まで行ってくれる代行会社もあります。すでに送りたい営業メッセージが決まっている場合は文章作成のサービスは不要ですが、フォーム営業をする際どのような文章を送れば良いか迷っている場合は、文章作成から依頼できる代行会社を選ぶと良いでしょう。フォーム営業のプロである代行業者であれば、引き合いにつながる文章作成を安心して依頼することができます。
リストレンタルが可能かで選ぶ
営業リストの作成が負担となる企業には、リストのレンタルも行っている代行業者がおすすめです。問い合わせフォーム営業は、メール営業に比べてメッセージの開封率が高く、見込みの高い企業が揃っているリストを使用すれば、成約率が格段に上がる営業方法です。営業リストを自社で作成するのにも時間がかかるため、フォーム営業の代行を依頼するなら、合わせてリストの作成や貸出も依頼できる会社の方がおすすめです。
フォーム営業以外のおすすめな新規営業方法
フォーム営業は、手軽に新規顧客を開拓することができることで人気を高めている営業方法です。しかし、手間や時間がかかるなどのデメリットもあり、すべてを自社のみで完結させることが少し大変な手法でもあります。
そのため、代行業者への委託も一般的になっています。ここで、代行業者への委託をする前に、フォーム営業以外の非対面で新規開拓ができる営業方法をご紹介します。
メール営業
Eメールで営業メッセージを送り、アポイントメントや引き合いにつなげる営業方法です。
問い合わせフォーム営業とは異なり、一斉に送信することができるため、時間も手間もかかりません。特別なツールを使わなくても行うことができるため、気軽に行うことができるのがメリットです。ただ、問い合わせフォーム営業よりも開封率が下がってしまうのがデメリットです。
メール件名で営業メールだと分かった時点で開封されない可能性があります。また、営業メールは場合によっては「特定電子メール法」という法律に抵触する恐れがあります。メールを送る場合には、送信者の情報を明記したうえで送らなければなりません。また、受信を拒否したい場合の連絡先も記載しておく必要があります。送信先から配信しないよう通知があったら、今後配信しないようにしましょう。
FAXDM
FAXを利用してDMを発信する方法です。FAXリストを作成し、一斉にFAXDMを配信することができます。
メール営業だと、文章だけで商品の魅力や特徴を伝えなければなりませんが、FAXDMは原稿のデザインを自由に作成することができるため、表現の幅が広がります。郵送DMに比べ、コストや手間をかけることなく原稿を多くの企業に送ることができるのが魅力です。FAXなので、メールや封筒にいれたDMと違い、確実に中身を確認してもらえますが、あまりにも広告色が強いと内容を読んでもらえないこともあるため文面に工夫をする必要があります。
営業先リストが無くても大丈夫。
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まとめ
この記事では、問い合わせフォーム営業の代行サービスについて解説しました。代行サービスの種類やおすすめのサービスをご紹介し、どのように営業代行サービスを選べばよいかご理解いただけたかと思います。
フォーム営業を含め、新規開拓のための営業方法にはさまざまな種類があり、企業や商材によって向き不向きがあります。営業を成功させるためには、いろいろな手段を試行錯誤して自社に合った方法を見つけることが大切です。
自社の営業戦略に合った営業方法を選んで、商品やサービスの魅力を広めていきましょう。
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